危機管理の第一は、マイナスの情報ほど価値があるということです。
つまり、自社にとって都合の悪い情報こそ、報告すべきであるということ。
トップや上司の顔色をうかがう、イエスマンに危機管理は出来ません。
更に、悪い知らせは夜中でもするべきです。
つまり、危機管理は時間との戦いであります。
緊急事態は直接伝えなければいけません。
つまり、緊急事態の報告は、当事者が責任を持って行うべし。
それが危機の拡大を防いでくれることになります。
間違いは、勇気をもって訂正する必要があります。
一度報告したことでも、「過ちては改むるに憚ること勿れ」を、肝に銘じて
おかなければなりません。
次に、報告のタイミングですが、定例報告では遅すぎるような場合は要注意です。
つまり、変化はこちらの都合など待ってくれない。
ミスは自分で処理しない。
たとえ、自分で処理できるようなミスであっても、先ず報告を優先すべきです。
忙しい相手にはメモで伝えましょう。
「自分は報告したのだから、忘れてしまった相手が悪い」という理屈は
企業社会では通用しません。くれぐれも注意が必要です。
形式にこだわる必要は二の次です。
立ち話は中間報告の絶好のチャンスです。
PR