ナポレオンの言葉では「余の辞書に不可能の文字はない」という
有名な言葉があります。
ですが、もっと注目されるべき言葉に
「私が眠っている間に、良い知らせが来た時には起こさないでくれ。
しかし悪い知らせであれば、必ず起こせ。
なぜなら、その時は一刻の猶予もできない時だからだ。」
というのがあります。
まさに、危機管理の真髄を言い表している言葉ではないでしょうか。
具体的に、夜の宴席であろうが、就寝中であろうが、必ず報告すべきことは、
① 人命にかかわるか、その恐れがある場合
② 翌日のマスコミに報道される可能性がある場合
③ 当夜にもマスコミから責任者へのインタビュー取材が行われるかもしれない場合
④ 深夜でもただちに出勤するか、関係先に自ら何らかの手を打つ必要がある場合
⑤ 国会・地方議会が開催中で、翌日にも緊急質問の対象になりそうな場合
⑥ 翌朝にも抗議・陳情が予想される場合
おもに、大企業を中心に考えた場合は上記の内容が当てはまるのでしょう。
PR